生ゴミが堆肥になる
堆肥とは?
有機物を微生物に分解させ、その養分を植物が吸収しやすい状態にしたものです。
たくさんの微生物が活躍し、世代交代をくり返して生ゴミが堆肥になります。
ダンポストによる堆肥化
自然界では、役目を終えた植物や動物などの有機物をエサにするいろいろな微生物の働きによって堆肥ができます。
そのスピードは四季の繰り返しを経て100年で1cm程度です。ダンポストを利用して「生ゴミ」を「堆肥」にするということは、自然のリサイクルの仕組みを短期的にし、堆肥化を早めることなのです。
ピートモス・くん炭
ピートモスとは、ミズゴケなどの植物有機物が長い年月堆積し、腐植化したものです。軽く通気性、吸水性がいいため、通常は栽培用土として用いられます。
くん炭も、保水性にすぐれ、脱臭効果もあります。
弱酸性のピートモスと弱アルカリ性のくん炭を混ぜ合せることで中和し堆肥作りの主役である「微生物」の住みやすい環境を作るのです。
ダンポストの処理能力
ダンポストの生ゴミ処理能力は、「生ゴミ」の種類にもよりますが、一日に約500g〜700gです。一箱で約2〜3ヶ月持ちますので40kg以上の「生ゴミ」を「堆肥」に変える事になります。
使い始めに日付を箱の表面に書いておくと使用期間の目安になります。
2〜3ヶ月ダンポストに生ゴミを投入しても、かさはほとんど増えません。
完全な堆肥にするための熟成期間
2〜3ヶ月の生ゴミの投入期間が終了しましたら、完全な堆肥にするための「熟成」にはいります。
熟成は堆肥づくりの仕上で、ダンポストの場合熟成期間は2週間〜1ヶ月です。
生ゴミの形がほとんどなくなって、水分を与えても温度の上昇がなくなれば完成です。
熟成期間に使用するダンポストと、その間に生ゴミを処理するダンポストの2箱のダンポストをお使いになれば期間を空けずに生ゴミ処理することができます。
また、最初のダンポストで作った堆肥を次のダンポストに少し混ぜ合せることで生ゴミの処理スピードを速める効果もあります。
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臭いは大丈夫?
ダンポストでの堆肥づくりは、驚くほど臭いが発生しません。
箱に独自の技術を施し、マイナスイオンを発生させ、その消臭効果とダンボールがもともと持つ通気性の良さがあるからです。
それでも、もし臭いを感じた場合は、投入する生ゴミの水切りを行いコンポスト基材を良く混ぜ酸素を送り分解促進を図る事で解消されます。
水分過多、大量の肉・魚などのたんぱく質投入が臭いの発生原因になるからです。
ハエ・アブの発生は?
ダンポスト印刷部表面はハエ・アブの嫌うマイナスイオンが発生しています。また、ダンポストでは虫の好きな腐敗臭も出にくいため、ハエ・アブの発生はかなり抑えられます。但し、もし発生した場合は微生物の好きなもの(廃食油約200ml、米ぬか、米のとぎ汁)を入れコンポスト基材の温度上昇を図りましょう。50℃近くが理想的です。50℃前後を2、3日持続させればハエ・アブはほとんど死滅します。
また、一度ビニール袋に移して(空気を抜く)天日干しも有効です。
何でも分解できるの?
生ゴミなら基本的になんでも大丈夫です。
但し、分解が遅い種類もあります。カルシウムを含む硬いもの、タマゴの殻、貝殻、魚の骨など。
生野菜の繊維質なもの、ゴボウ、にんじん、玉ねぎの皮など。
肉・魚、調理後の野菜に比べると、生野菜は分解が緩やかです。
※特にビニール袋・プラスチック・タバコの吸殻・薬の外装袋などは入れないで下さい。
分解が遅い時(温度が上がらない時)は?
Q2でも説明させていただいたように微生物の好むもの(廃食油約200ml、米ぬか、米のとぎ汁)を入れてコンポスト基材の温度上昇を図ります。
出来上がった堆肥はどう使えばいいの?
ダンポストで出来上がった堆肥は非常に栄養素が豊富です。
ダンポストの堆肥を使う際には土で5倍〜7倍に薄めて使うとより効果的です。
そのまま使うと植物にとっても栄養過多になってしまいます。
人間も植物も腹八分目ということです。
いつまで生ゴミを投入できるの?
投入するゴミの量にもよりますが、2〜3ヶ月を目安にして下さい。
例えば、基材が団子状になったり、外箱の表面や底が水分でふやけてきたり変色したら換えて下さい。
また、堆肥利用時から逆算してやめ時を決めても良いでしょう。
※雨のかからない風通しの良い場所でビニールケースやカゴ等、通気性の良い物台にして保管して下さい。

